
ハス(蓮) 境内のハスは見頃の時期を過ぎ、今は咲き残った花や蕾、そして果托の姿が見られるようになりました。それぞれ異なる趣があり、移ろい行く季節を感じさせてくれます。

白い花びらのふちに、淡くにじむような桃色。涼やかな朝の境内で、静かに咲いていました。


サルスベリ(百日紅)

真夏の華やかさは和らいできましたが、まだ元気に咲く花も見られます。
優しい色合いが、境内を明るく彩っています。




たくさんの実をつけたサルスベリ。花の時期を終えても、枝先に残る姿がどこか風情を感じさせます。

スイレン(睡蓮)

センニチコウ(千日紅)

ショウジョウソウ(猩猩草) ショウジョウソウは、夏から秋にかけて葉が赤く色付いていきます。その姿が、季節の移ろいをそっと知らせているようでした。

ミシマサイコ(三島柴胡) 一つ一つは指先程の小さな花ですが、陽だまりのように温かく足もとを照らしているように咲いています。

テッポウユリ(鉄砲百合) 枝の間から顔をのぞかせたテッポウユリ。

一本の茎から東西南北に花が開き、まるで道しるべのよう。見上げる人にそっと道を示しているように咲いています。

ムクゲ(木槿)

フヨウ(芙蓉)

キキョウ(桔梗)

アサザ(浅沙) 水のきれいな池にだけ咲く小さな黄色い花。一日だけ咲いて静かにしぼむその姿は、どこか仏教の教えに通じるものを感じさせます。

ヤブラン(薮蘭) 同じ方向を向いて並ぶヤブランたち。境内の片隅で背比べをしているようでした。

ノウゼンカズラ(凌霄花)

ミソハギ(禊萩) お盆の送り日に咲く境内のミソハギ。先祖の霊を清め感謝を込めて送り出す花。祈りを込めて撮影しました。

シュウメイギク(秋明菊) 境内の片隅で、ひっそり咲き始めたシュウメイギク。小さな花が秋の訪れを静かに知らせてくれます。