当山では、本尊である十一面観音菩薩の御縁日にちなんで営まれる「観音会」(毎月18日)をはじめ、
一年を通じて各種行事が執り行われております。
1月
万灯祈願会 1月1日
旧年中に皆様の願いが書かれ奉納された祈願ローソク5000個以上が上境内に灯されます。修正会終了ののち僧侶が広場に集い、祈願ローソクを前に読経祈願いたします。
※雨天、強風などの場合は、三が日のいずれかの夕刻に順延されます。
初観音 1月18日
毎月18日は観音さまのご縁日で、普段より多くの功徳を授かることができるといわれています。なかでも、年の初めの華やかな雰囲気のなかで行われる初観音は、新年の福を求める多くのご参拝者でにぎわいます。朝10時より観音堂にて法要を厳修いたします。
4月
灌仏会(花まつり) 4月8日
「浴仏会」などとも称し、誕生仏に甘茶を灌ぐのは、お釈迦さま降誕のとき天より龍が出でて香湯を灌いだとする故事に基づくためです。
たくさんのお花でお釈迦さまの生誕をお祝いするとともに、お子様の健やかなる成長をお祈りいたします。参拝者への甘茶の振る舞いがあります。
5月
弁財天縁日 5月11日
寺伝によれば当山の八臂の弁財天像は、弘法大師参籠の折に自ら刻まれた尊像といわれ、江戸時代には「出世弁財天」の名で世に知られていました(通常非公開)。現在堂内には八臂の「福徳弁才天」が祀られ、法要では出世開運・福徳円満のご祈願をいたします。
かまくら長谷の市(春季) 第3日曜
門前商店会主催により行われる、長谷地区を中心としてにぎわう市です。境内に近隣商店が出店するほか、ステージイベントなども行われます。長谷地区では他にも朝市やスタンプラリーなどが催されます。
※雨天中止
かきがら稲荷大祭 6月1日
伝承によれば、当山の本尊、十一面観音像は、衆生救済のため海中へ奉じられました。その後尊像に付着した「かきがら」が当地に導いたといわれ、以来人々を豊楽へ導く御祭神として法要が執り行われています。
※ 同日の「阿弥陀会」後に奉修致します
8月
四萬六阡日大功徳日 8月10日
この日に観音様をお参りすると、4万6千日分参拝したのと同じ功徳があるとされ、来山された方々には本尊の姿を表した「御身影」が授けられます。当日朝4時から8時までの間は自由参拝になり、その間観音堂では随時読経が行われます。
大黒天縁日 9月26日
当山伝世の大黒天像は、応永十九年(1412)の名を持つ神奈川県で最古の尊像です(通常非公開)。現在、堂内には「出世・開運授け大黒天」が祀られ、法要では五穀豊穣や商売繁盛もご祈願いたします。
10月
かまくら長谷の市(秋季) 第3日曜
門前商店会主催により行われる、長谷地区を中心としてにぎわう市です。境内に近隣商店が出店するほか、ステージイベントなども行われます。長谷地区では他にも朝市やスタンプラリーなどが催されます。
※雨天中止
12月
観音御足参り・歳の市 12月18日
一年を締めくくる観音様のご縁日です。この日は年に一度、観音堂内陣に立ち入ることが許され、本尊の足に直接触れてご縁を深めることができる「御足参り」が行われます。参道では「歳の市」が催され、飲食のほかだるまや熊手などの縁起物を扱う露店が軒を連ねます。また、境内では福寿草市も開かれます。