
サルスベリ(百日紅)の見頃が続いています。

夏の陽射しを浴びて屋根越しに伸びるサルスベリの姿は、夏の訪れを力強く感じさせてくれます。



サルスベリが色鮮やかに咲きそろい、夏の風景を華やかに彩っています。


まるで金平糖のように小さな花びらが集まるサルスベリ。その愛らしさに心がそっと癒されます。

テッポウユリ(鉄砲百合)が咲き始めました。

ラッパのような筒状の花形と、先端がふんわり反り返る姿が特徴です。その凛とした美しさが境内に華やかさを添えています。

センニチコウ(千日紅) 紫や白の小さな丸い花が特徴の千日紅。その名の通り、まるで千日間咲き続けるかのように花もちが良く長く楽しめる花として親しまれています。 上境内「花盆栽」にて。

ペンタス 星のような形の小さな花をたくさん咲かせる夏の花です。6月から秋口まで長く楽しめるのも魅力の一つです。上境内「花盆栽」にて。

ムクゲ(木槿)

フヨウ(芙蓉) 朝に咲き夕暮れには静かにその姿を閉じます。今まさに咲き誇るこの一輪にも、ほんのひとときの命が宿っています。

15時撮影 そっと花を閉じた芙蓉。再び開くことなく静かにしおれ、やがて地面に落ちていきます。今日の花は明日の花へと静かに命のバトンを託しているよう。一日限りの花の輝きが心に残ります。

ミシマサイコ(三島柴胡) 小石よりも小さな黄色い花を咲かせるミシマサイコ。「三島柴胡」という名は、かつて静岡県三島地方で薬草として重宝された歴史に由来します。

ハス(蓮) 境内のハスは見頃を過ぎ、ほとんどが果托となっておりますが、数株はまだ花を咲かせており、蕾もいくつか見られます。わずかではありますが夏の名残を感じさせてくれる風景です。

カサカサに乾いたハスの果托。中を覗くと種は見当たりません。風や雨に揺られて種は池に落ちたのでしょうか。来年もまた美しい姿を見せてくれるのを楽しみにしています。


スイレン(睡蓮)

スイレンの葉の下に鯉たちが集まってひと休み。
葉陰をまるで避暑地のように使っている姿が、微笑ましくも涼やかな夏の風景でした。